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シェルを壊してしまったとき

カナルワークスのイヤーモニターはアレルギー反応について配慮された医療機器用(補聴器ですね)の樹脂材料を使用しています。この材料はハンドメイドで製作するイヤーモニターのシェルには向いているのですが、弾性が比較的低いので落としたりぶつけたりすると割れたり、ヒビが入る場合が有ります。
ですので使い終えたイヤホンをテーブルの上に放り投げたり、カバンの中に無造作に突っ込んでおくような使い方はせず、メガネを扱うようにやさしく扱って下さいね。

そうは言っても不注意で落としてしまったり、踏んでしまったり、場合によっては飼い犬に噛まれたり(^^;)する場合が有るようです。

そのような場合は諦めず、ご相談下さい。
ヒビやシェルの割れは修理出来る場合が数多くあります。
最悪踏みつけて粉々になっても壊れたほうだけ再作することもできます。

ひとつ修理の例をご紹介。
落として割ってしまったようです。

このイヤホンのシェルはきれいに二つに割れていますが、コネクタ部とドライバー部で別れてしまい、内部配線だけでつながっていてブラブラしている例やフェイスプレートも割れてしまった例などもあります。

割れたシェルは専用の接着剤で内側に肉盛りを行い、補強して接着します。表面側は切削研磨を行い継ぎ目を無くしツルツルにします。

クリアのシェルだと補強の痕が痛々しいですが、これでまた今まで通り使えますね。
費用は程度やお店によっても異なりますが、大抵の場合多くとも10,000円は掛からないと思います。

優しく大切に取り扱って、もし壊れたらまた直して長く付き合ってあげて下さいね。

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