カナルワークスは概ね春と秋に新モデルをリリースしていますが、この春も予定していますよー。
はい、既にお話ししていますベーシスト向けモデル、ドラマー向けモデルに加え、実はあと2モデルプラス1個(？)を予定しています。
二つとも3ウエィのモデルで、一つはオールマイティに使えるニュートラルなチューニングのモデル、もう一つはとにかく楽しくミュージックライフを送れるモデルです。前者は実を言いますとベーシスト向けモデルのベースになったモデルで、これは今までで一番聴き込んだモデルかもしれません。
一部の方にはCW-L5x(仮)とご案内しているモデルです。
こんな意見もいただいています。(個人的な感想ですw。)
XXX(CWの現行モデルですね)より更なるHiの伸びが出た事により、うるさすぎずDrの金物が聞こえるようになりとにかく分離がよくなりました。Tomがカッコいいです。toto最高です。
あと、今まで以上に本番で使っていて音が楽しんで聞けます。
それでいて音作りの観点からみても使いやすいと思います。帯域に偏りがない事と音場の広さがあり、あら探しがしやすいです。
印象としてはエンジニアが使いやすく、イヤモニとしてもボーカリストに向いているモデルなんではないかと思いました。
不思議と本番の環境で使ってみて十分に低域がよく聞こえたので業務用でも、一般ユーザーが聴く上でも両立できるモデルだと思いました。
もう一つのとにかく楽しくミュージックライフの送れるモデルというのは「ライブの迫力でお手持ちのミュージックライブラリを楽しめる」というコンセプトのモデルです。これもドラマー用モデルと同様CW-L33BBがベースになっています。CW-L33BBはどちらかというとEDMに特化したようなモデルだったのですが、もう少し広くPOP寄りのコンテンツや70年代、80年代のダンスミュージックなど、ハマるコンテンツが広がるようチューニングを見直したモデルです。例えばでいうと、テイラースウィフトやジャスティンビーバー、マークロンソン、Daft Punk、シェリルリン、CHIC、EW&F、M.Jackson、E-girls、水曜日のカンパネラ、少女時代などを好む人ですかねー。
これ、楽しいですよー。
そして、最後の1個(？)というのは主に業務用のお客様の要望から開発したもので、汗や耳垢がイヤモニのノズルの中に入っていかないようにするためのグッズです。
カナルワークスのクライアントには先ほどご紹介したでんぱ組.incさんやももいろクローバーzさんなどアイドルグループが多いのですが、メンバーのパフォーマンス中の汗の量がハンパ無いんですよね。耳の中も汗まみれでまるで水中で歌っているような状況になるようです。ステージではMCの合間などに汗をぬぐったりしているそうですが、汗がイヤモニのノズル内に入るとノズル奥にあるダンパーという網目状の音響部品を汚染してしまい、音質が変わってしまったり、最悪音が出なくなります。カナルワークスでは少しでもこのリスクを減らすよう、以前よりノズルには撥水処理を民生用途、業務用途に関わらず施していましたが、更なる信頼性確保のためにこのグッズを開発しました。
実はこれって業務用だけの話ではないんですよね。
夏場に汗がノズル内に入って「低音が出なくなった」「音が小さくなった」というお客様が少なからずいらっしゃいます。この場合大抵はダンパーに汗が染みこんでいて、ダンパー交換の修理が必要になります。加えて、耳垢でもダンパーを詰まらせて音質が変わってしまうんですよね。特にカサカサの耳垢の人は要注意。試しにお手持ちのイヤホンのノズルの中を覗いてみてください。ねー(笑)、いけない感じでしょう。カスタムIEMのコンディションをベストに保つために普段のお手入れをお忘れなく。加えてこの新商品をお試しください。
いずれももうすぐ発売予定ですが、発表までもう少しお待ちくださいね。
