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新商品完成サンプルが出来ました

今日で3月も最終日。明日から新しい生活の始まる方も多い4月ですね。4月といえば春のヘッドホン祭2017(笑)。
期間:4月29日~30日
場所:中野サンプラザ

カナルワークスは今回ももちろん参加します。
ブースはいつもと同じく13Fエレベータを降りた真正面ですので、ぜひ予定しておいてくださいね。

さて、いつもヘッドホン祭に合わせて新商品をご用意していますが、今回の新商品は1モデル、完成サンプルはこんな感じです。

例によって私の耳での製作ですが、オッサンには少し似合いませんね(笑)。なるべくこれから製作する皆さんの参考になるようなフィニッシュを目指してサンプルを用意しているのですが、今後はこんな風に左右異なるスペシャルフィニッシュも簡単に注文できるように準備中です。これについては詳細もう少しお待ちください。

話を新モデルの内容に戻しますが、このモデルはズバリQUAD DRIVEの新商品です。クアッドドライブはフルレンジのドライバを4基並列に構成して、フルレンジの定位の良さと低歪のスーパーナチュラルな再生を目指したものですが、その特徴を残しつつ、低域の量感がもう少し欲しいという要望に応えたモデルになります。

低域の量感を増やすとなると普通はマルチウェイになるのですが、それではクアッドドライブがスポイルされてしまいます。そこで、今回はどう解決したかというと、クアッドドライブで使用しているドライバと全く同じドライバをもう一つ追加し、低域のみ頑張ってもらうように構成しました。全て同じドライバで構成したので、位相がマルチウェイのようにケンカしないので特性がスムーズになります。勿論あくまでフルレンジですので、今までと同じくクアッドドライブの低域はカットしていません。低域がもう1ドライブ追加されてペンタドライブ(!?)になるということですね。

音はCW-L05QD2の流れですね。
低域を増強したといってもガツンと来るようなビートを求めるモデルではないので、あくまでクラシックやジャズなどのアコースティックコンテンツを聴く上で邪魔にならない範囲です。個人差が有ると思いますが、低域の量感をあまり好まない方は前述のジャンル以外のJ-POP、POPSなどにも向いているかもしれません。マルチウェイモデルの音とは全く異なるので、とりあえず一度は聴いてみてくださいね。CW-L05QD2よりは明らかに守備範囲が広くなっていると思います。
モデル名や詳細仕様については正式発表をお待ちください。

よろしくお願いします。

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