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eイヤホンでオプションチケットプレゼントキャンペーン!

eイヤホンでキャンペーン始まりました。
秋にリリースされた2TOPのカスタムIEM CW-L72とCW-L77の対決です(^^)。
どちらが好きかツイッター上で投票してもらって、多かった方を投票した方から抽選で3名様に15,000円分のオプションチケットがプレゼントされます。

CW-L72と

CW-L77

これは迷いますよー、だって当の開発者が1モデルに絞れずに二つのトップエンドモデルを出してしまったわけですから(笑)。
実はですねー、今までのフラッグシップモデルCW-L71の後継として開発を始めたのがCW-L72、CW-L32Vの上位モデルとして開発を始めたのが、CW-L77なんです。CW-L72については前のモデルであるCW-L71を基準にしてブラッシュアップしていきましたが、構成はLo×2、Mid×2、Hi×4のドライバー構成を踏襲しました。CW-L71の発売当時この構成はあまりなかったのですが、今では他社のIEMでも見かけますね。チューニングのポイントはミッドローの出音とハイエンドのスムーズさで、これによって音場感や低音の面の張った感じが良くなっていると思います。このモデルの良いところは何を聴いても誇張や省略(?)が無いところだと思います。そのまんま出てくる感じですね。音の良いコンテンツを探すのだったら間違いなくこっちです。
一方、CW-L77なんですが、CW-L32Vの上位モデルということで求めるところは際立つボーカルとメリハリのある出音でこれらを大事にしてチューニングを始めました。CW-L32VはLo×1、Mid×2、Hi×1の構成でLoには大型のドライバーを使用しているのですが、このドライバーは思ったほど重低音は出ないんですよね。そこでワイドレンジを目指しデュアルタイプのドライバーに変更して、ダンスミュージック向けのCW-L33BBで使用している高次音響フィルターを試してみたり(結局採用しませんでしたが)、Hiをデュアルにしてみたり色々試行錯誤を繰り返したら、奇しくもLo×2、Mid×2、Hi×4の構成に辿り着いてしまったということです。カスタムIEMはドライバーが多ければ良いというわけでは無いというのは昔から言っていることですが、ドライバーの多いことのメリットはチューニングの自由度が上がる点です。あまりドライバーが多いと音が散らかってしまいやすく収拾を付けるのが大変ですが、8ドライバぐらいはハイエンド向けのバランスとしてちょうど良いくらいなのかもしれません。で、77ですがこちらの方が低音の量感は少し多いです。ボーカルも通りが良く聴いていて気持ちが良いです。ローが多い割に中高域の音の輪郭がパリッとしてぼやけないように調整してあるので、ダルな感じはしません。ひとまず辿り着いたCW-L32Vの上位モデルがCW-L71の後継モデルと同じクラスになってしまったので、折り合いをつけて一つにまとめられないかとパイオニア時代の先輩や音響エンジニアの方々、オーディオマニアの方々に意見をもとめましたが、結局求める方向が異なることもあり、一つにまとまらず2種類出した次第です。傾向としては音の現場の方達はCW-L77、オーディオマニアの方達はCW-L72を好む感じがしました。

さぁ、皆さんはどちらでしょうか。eイヤホンで聴き比べて応募してくださいね。

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